訪問介護で働いている方に質問です。
時間内にサービスを全て終わらせることが出来ず、残業してしまった事はありますか?
5分程度ならまだ問題ないかもしれません。
でもそれが15分20分になってくると次の訪問にも影響してきますし、どんどん予定が後ろ倒しに…

でも中途半端な状態で帰ってしまったら申し訳ない

サ責からあとで言われそうで怖い!
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は訪問介護員として働く方の為に、訪問介護の時間の超過(オーバー)にどう対応すればいいのかというお話をさせて頂きます(・∀・)ノ

スケジュール帳も利用しているのに、
毎回訪問の時間が伸びてしまって困っている…
この問題を放置していてもあなたが辛いだけ!
なんとかしたい!と考える気持ちが少しでもあるなら、今日のお話しで一緒に改善していきましょう(・ω・)
訪問介護の時間オーバー、し続けるととどうなるの?
訪問介護の時間オーバー、時間内に終わらない状況がこれからも続くとこんな形で問題が出てきます(・ω・)
- 次の利用者(訪問)に迷惑を掛け続ける事になる
- 時間外に対応することが普通になり、利用者からの要望がエスカレートする
- 自分の時間を犠牲にするので、仕事のオン・オフを上手く切り替えできない
- 家族にも負担がかかる可能性もあり、仕事に反対される
などなど。
これは実際に体験したことがある方も多くいるはずです(・ω・)
介護という仕事を嫌いになってほしくないですし、最悪忙しすぎる事が原因でうつになる人もいます。
こんな状況は早く改善しましょう!
あなたができる具体的な訪問介護の時間オーバー改善方法を4つのポイントをお話ししていきます(・∀・)ノ
訪問介護の時間オーバーを解決する具体的方法4つ
①完璧にこなす事より時間内に終わらせる事に比重を置こう
介護士さんは基本的に、利用者の為に良い事をしてあげたいという奉仕の精神が強い人たちです。
そういう人達は全力で利用者の為に行動をします(・ω・)
しかし、その全力が訪問介護が時間内に終わらない原因かもしれません。
たとえば掃除を例に挙げます。
70%の清掃で「綺麗になった、ありがとう」というレベルにも関わらず、

完璧だったらもっと嬉しいはず!
と考えて100%を目指してしまう。
そして最終的にありがたいけども絶対に必要かと聞かれるとそうでもないレベルのサービスを提供してしまっている可能性があります( ゚Д゚ )
これは余計なことになっています。
訪問介護とは決められた時間内に日常で最低限必要な手伝いをする事が目的です。
逆に完璧なサービスは家政婦や清掃会社などの専門家が行うものです(・ω・)
感情を優先して100%の完璧を提供しようとしていませんか?
100%の事を毎回全員に行っている訪問介護員はいません!
訪問介護員さんが目標にするべきなのは残業ではなく、50%の質をを60%、70%、80%に上げていく努力です(・∀・)ノ
まずは時間内に一通り終わらせることに比重を置いてみましょう(・∀・)ノ
②時間を意識してもオーバーしてしまう場合はやるべき事を整理

頭では分かっているのに、どうしても時間内に終えられない!
という方もいるはずです(・ω・)
そういう場合は次に、介護計画の内容以外の利用者のお願いに応じてしまっていないか振り返ってみましょう!
やることは簡単(・ω・)
介護計画をもう一度確認してください。
介護計画にはケアマネージャーが立てた訪問時間内に終わらせる業務が記載されているはずです。
そこに記載されている以外の業務は基本的に断るようにしましょう(`・ω・´)
介護計画にある内容以外のサービスを行ってしまっている場合、そもそも時間内に終わるはずがありません!

これくらいならいいかなぁ

断るのは申し訳ないから
という気持ちはNG!
もしかすると、あなたの理想の訪問介護とのギャップはあるかもしれないです(・ω・)
しかし次の利用者に迷惑をかけてしまうのも、訪問介護士さんが我慢して対応し続けるのもいずれも良くない。
介護計画以外の事は安易に受けず、出来ませんとお断りする勇気を持ちましょう(・ω・)
③個人的な連絡先を教えたりプライベートでは付き合うのはタブー
利用者やその家族と仲良くなりすぎてしまって、業務外の部分に時間が取られているケースも考えられます(・ω・)
必要以上に親密になりすぎると
- 要求がどんどん細かくなる
- 要求がどんどん多くなる
- 必要以上のお喋りをしてしまう
これは時間超過の原因です(・ω・)
仕事は仕事、プライベートはプライベート。
この線引きをシビアにできないとどこかに負担がかかってしまいます。
最近ではプライベートの連絡先交換は禁止という事業所も多いです(・ω・)
業務外で何か問題が起きてしまった時など非常に面倒ですからね。
④そもそも介護計画に問題のある可能性もある
先ほどの事を考えても毎回残業しているようであれば介護計画に問題がある可能性があります。
「あなたのケアが遅い」という範囲を超えてしまっている可能性です。
その場合は管理者やサ責やケアマネージャーと相談してみてください。
実際にサービスの提供時間を変更するなどの対応やケアプランの内容の見直しによって状況が改善する場合があります!
どうやっても時間がオーバーしてしまうという事は現場側の介護士さんから教えてあげないと気付いてもらえないですからね。

相談をしたのに
「あなたのスキルが低いから」
と言われて取り合ってもらえない
という場合は転職を考えた方がいいです(`・ω・´)
これだけ介護事業所が増えており、介護士の需要も高い時代です。
わざわざ現場の訪問介護士に理解がない職場で働き続ける必要は無いですよね(・ω・)
もうサービス残業前提で訪問するのはやめよう!

絶対に時間内に終わらない利用者さんだから早めに訪問して対応してる

事前に次の利用者さんに遅れる連絡をしている
たまにこのように、最初からサービス残業する前提でスケジュールを組んでいる方がいます。
もちろんこれは絶対に良くないです!
利用者さんも残業は無料でやってもらえると勘違いしてしまいますし、利用者ごとにサービスに差が生まれてしまうのも不平等ですよね。
あくまで訪問介護は仕事です。
身内の方の介護でも無いですから、しっかりと線引きをして対応しましょう。
訪問介護は本来、介護職の中でも満足度が一番高い職種です。
つまり、うまく付き合っていく事が出来ればやりがいを見つけられます(・∀・)ノ
是非今日から訪問の時間オーバーを防げるようになりましょう(・∀・)ノ
今回は訪問介護の時間の超過(オーバー)にどう対応すればいいのかというお話をさせて頂きました!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!