ケアマネージャーの年収ってどれくらいですか?
介護福祉士からケアマネージャーにキャリアアップして、
本当に年収って上がるんですか?
これからケアマネージャーを目指そうと考えている人は、
本当に給料が上がるのか心配されている人が多いです(・ω・)
確かにケアマネージャーは介護士の仕事をしませんから基本的には夜勤もありませんし、
介護士の経験があってもケアマネージャーとしては未経験の新人扱いになりますからね。
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回はケアマネージャーの年収についてと、実際にケアマネージャーとして働いている人の年収に対する本音というお話をさせて頂きます(・∀・)ノ
ケアマネージャーの平均年収
ケアマネージャーの平均年収は厚生労働省が行った令和二年度介護従事者処遇状況等調査にて確認ができます(・∀・)ノ
それによると、常勤のケアマネージャーの平均年収は約441万円!
対して介護福祉士の平均年収は約395万円となっているので、介護福祉士よりもケアマネージャーの方が給料が高そうですね(・∀・)ノ
実際に働くケアマネージャーに本音を聞いた
平均年収では確かに介護福祉士からケアマネージャーになった方が高くなるという事は確認できました。
しかし、実際の現場では数字上では見えない話が聞こえてきます(・ω・)
それは、介護福祉士からケアマネージャーになると給料が減るというお話しです。
全てがそうというわけではないのですが、なぜ現場のケアマネージャーからこのような声が上がるのでしょうか?
①経験者と未経験者では年収に大きな差がある事がある
私は、キャリアアップのつもりでケアマネージャーを目指しました。
しかし、無事試験に合格し研修を終えて、いざ転職活動を始めてビックリ。
面接に行くと、ほとんどの事業所で提示される給料が今まで介護福祉士として働いていた時より低い提示だったのです。
そんな事聞いてないよ、という感じでした。
介護福祉士からケアマネージャーになる時に問題になりやすいのがこちら(・ω・)
元々介護福祉士をされていた時は介護士の経験者として採用をされているので、
基本給などに加算が付いていることが多いです。
しかし、ケアマネージャーになると未経験からのスタートになってしまいます!
その為、今までの介護士としての経験年数は加算されないケースが多く、
結果的に介護士の頃よりも給料が下がってしまう場合があるのです( ゚Д゚ )
②施設ケアマネと居宅ケアマネで年収が変わる事がある
50代になる前に身体に負担の無い職種に就こうと思い、ケアマネージャーの資格を取得しました。
自宅周辺で一ヶ所給料の高いケアマネージャーの求人があり面接を受けたのですが、そのお仕事では夜勤にも入らないといけないと言われました。
身体の事を考えて夜勤からも離れたかったので、面接は辞退しました。
そういった事は面接の前に教えてほしいです。
ケアマネージャーには主に二種類あります。施設ケアマネと居宅ケアマネです!
ケアマネージャーの業務は基本的に介護士の業務とは全く別なんですが、
施設ケアマネの場合は介護士の業務とケアマネージャーの業務を兼務という求人が沢山あります( ゚Д゚ )
その場合は当然夜勤にも入るので、夜勤手当が付きますよね。
なので施設ケアマネの方が給料が高い事が多いんですね(・ω・)
ちなみに、厚生労働省が行う介護従事者処遇状況等調査は、
施設ケアマネと居宅ケアマネ両方を合算した平均年収を取っています。
施設ケアマネと居宅ケアマネの違いについてはこちらを参考にどうぞ!
③事業所の規模によっても年収が変わる事がある
前に介護士として働いていた所は、利用者も100名ほどいる大きな施設でした。
転職して居宅支援事業所に就業したのですが、賞与がガクッと減ってしまい、年収が落ちてしまったんです。
月給が上がったので安心と、良く調べずに転職してしまったことを後悔しています。
介護業界の利益は、基本的に介護報酬から出ます(・ω・)
その為、一人の顧客が大きな利益を生むという事は無く、件数によって利益が変わります。
つまり、大きな規模の施設の方が利益が上がりやすいのです!
特に居宅支援事業所は個人で開業された方も多く、従業員が3人~4人という所もあり、
そういった場所と大きな施設を比較するとどうしても全体の利益に差が出てしまいます(・ω・)
利益の差は結果的に従業員の賞与に反映されるため、年収が低くなる要因の一つになってしまうんですね。
ケアマネージャーとして平均年収以上稼ぐにはどうすればいいのか?
じゃあ厚生労働省の発表している
ケアマネの平均年収はウソなの?
というわけでも無いんです(・ω・)
ケアマネージャーとして働くから給料が必ず上がるというわけではないという事を覚えておいて頂きたいのです!
では、実際にケアマネージャーが平均年収以上に給料を稼ぐためにはどのようにすればいいのでしょうか(・ω・)?
しばらくの間は夜勤に入って夜勤手当を得る
先ほどもお話しした通り、施設ケアマネとして介護士の業務を兼務をすると夜勤手当が付きます!
なので介護士から一気にケアマネージャーへの転職ではなく、
↓
ケアマネと介護士の兼務
↓
ケアマネージャー
という風に、キャリアアップに段階を持たせることで収入が一時的に減るのを防ぐことができます(・∀・)ノ
時間がかかってしまうのが難点ですが、
給料を維持しながら確実に経験も積むことが可能なので一番オススメです!
まずは経験年数を積み、徐々に昇給していく
ケアマネージャーになる以上、未経験スタートになってしまうのは仕方のない事です(・ω・)
なので、最初の数年間、年収が減ってしまうのを理解して転職するのも方法だと思います。
そもそも、ケアマネージャーの方が介護福祉士よりも平均年収が高い。
これは事実なんです(・ω・)
あとは経験さえあれば、夜勤無しで年収500万を超える求人もあります!
早めにケアマネにキャリアチェンジして、
3年後を見据えて経験を積もう!
というキャリア形成をする方も多いですよ(・ω・)
高収入の求人が見つかるまで待つ
ケアマネージャーになってすぐに、今までより年収が上がったという人も居ます(・ω・)中には
なので自分の納得できる求人が出るまで待ってみるというのも方法の一つです!
あせって転職しても良くないですからね(・ω・)
しかしこの場合、
求人を探しているが、
なかなか条件に合う求人が出てこない
といって、結果いつまでも転職できないという状態にはならないよう注意しましょう(・ω・)
時間は有限なので、少しくらいなら妥協したとしても早めに経験を積むことも大切ですからね。
色々な求人を見て転職先を決めたい!
という方は、ぜひ紹介会社の利用も検討してみて下さい(・ω・)
こちらでは無料で利用できる求人検索も可能な紹介会社をランキング形式でお話ししています!
まとめ
今回はケアマネージャーの年収についてと、実際にケアマネージャーとして働いている人の年収に対する本音というお話をさせて頂きました!
ケアマネージャーは介護福祉士のキャリアアップとしてオススメではあります(・ω・)
しかし、リスクはあるという部分もしっかり理解しておかないといけませんね。
もしこのお話を聞いたうえでも、
やはりいつかは現場から離れて活躍したい
介護福祉士で終わるのではなく、
更にキャリアアップしたい
という方は是非とも他のお話しも参考にしてください(・∀・)ノ
ケアマネージャーになるメリットも沢山ありますからね!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!