介護職は無資格でも働けるという話は耳にしますが、実際に求人を見ると『有資格者優遇!』なんて書いてあることも多いです(・ω・)
介護職は資格なしでも
本当に採用してもらえるの?
実際に無資格で介護職に就いている人って
どれくらいいるの?
現場のリアルな話って気になりますよね(・ω・)
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント、
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は介護職は資格なしでも求人があるのかと、実際に無資格で介護職に就いている人の割合についてお話ししていきたいと思います(・∀・)ノ
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介護職員の内、6.1%は無資格で働いている
結論からいうと、介護職は無資格でも求人がありますし採用もされます!
介護士になるために資格はいらないのです(・∀・)ノ
公益財団法人介護労働安定センターが行った令和元年度 介護労働実態調査によれば、介護職員の内6.1%の職員は無資格者とのこと!
6.1%って、そんなに多くない気が…?
と思うかもしれませんが、
実際の現場には無資格で入社したあと働きながら資格を取得した方が非常に多いです!
そのため、無資格で介護職として働きはじめた人は6.1%よりももっと多いのです(・v・)ご安心を
無資格で採用されると、雇用形態がパートや契約社員になる場合がある
無資格者の場合、雇用形態がパートや契約社員になる事が非常に多いです( ゚Д゚ )
正社員の面接に行ったのに、
パートや契約社員として採用された
という話も少なくありません。
面接の前に正社員として採用してもらえるのかの確認も大切ですが、それ以上に介護職として安定的に働きたいなら、初任者研修などの資格は持っておいた方が良いでしょう!
介護職は無資格未経験でも求人がある!
介護職は無資格未経験でも求人があります!
介護の面接で一番重要視されるのは『人柄』です。
そのため、
- 年齢
- 学歴
- 性別
- 資格
- 経験
これらの条件は正直あまり関係ありません(`・ω・´)
人物採用されることが本当に多いです!
3年後から無資格の介護職員は「認知症介護基礎研修」の受講が義務化
これまで施設の介護職員は無資格であっても勤務が可能で、求人も沢山ありました(・ω・)
しかし、これはあくまでも今までのお話し。
令和3年度の介護報酬改定より、無資格者は認知症介護基礎研修を受講する事が義務となります。
訪問系、居宅介護支援及び福祉用具貸与(販売)を除く全ての介護サービス事業者について、介護に直接携わる職員のうち、医療・福祉関係の資格を有さない無資格者に認知症介護基礎研修を受講させるために必要な措置を講じることを義務づける。(※3年の経過措置期間を設ける)
厚生労働省-第195回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料
つまり現在介護職として働く無資格者も含め、今後介護職として働く場合は認知症介護基礎研修の受講(取得)が義務付けられるという事です!
訪問系を除くとされていますが、元々無資格の人材は訪問介護に携わることが出来ないので、実質介護は無資格では働くことができなくなるという事になります( ゚Д゚ )
ちなみに、無資格者への認知症介護基礎研修の義務化は法人・事業所に対して規定したものです!
ですから、現在無資格として勤務している方は法人負担で認知症介護基礎研修の受講をすることになるでしょう(・ω・)違反になっちゃうから
認知症介護基礎研修とは
元々は認知症介護実践者研修という、認知症の高齢者により質の高いケアを提供する専門職員を養成するための資格がありました。
※名前が似ているので間違えないようにして下さい
しかしこの資格にはいくつかの問題があったため平成26年に見直しが検討され、実践者研修よりも多くの人が認知症ケアについての知識・技術・考え方等を習得できるように創設されたのが、認知症介護基礎研修です(・ω・)
※認知症介護基礎研修、実践研修等のあり方およびその育成に関する調査研究事業 報告書より
認知症介護基礎研修の取得は6時間の研修で取得することが可能で、受験資格も特にありません。
さらに3年後の義務化へ向けて、eラーニング化(ネットで受講できるシステム)も進めているという事で、確かに実践者研修より多くの人が受講しやすい資格になるでしょう(・ω・)
いつから認知症介護基礎研修の受講が義務になるのか?
厚生労働省の発表によれば、認知症介護基礎研修の義務化は『3年の経過措置期間を設ける』とされています(・ω・)
この会議は令和3年度の介護報酬改定に向けての話し合いになるので、完全適用は3年後の令和6年4月の予定になります。
まだしばらく猶予はあるものの、介護業界全体で今まで以上に資格を取得する動きが活発になることは間違いないでしょう!
介護職は無資格未経験でも働けるが、初任者研修の取得がオススメ
認知症介護基礎研修の受講が義務化されるのはあくまでも資格がない介護職員です!
いずれ資格取得は必要になりますし、
そもそも介護職は資格なしで働くよりも初任者研修を取得した方がメリットが沢山。
ですから私は、介護職を始めるなら先に初任者研修を取得しておくことをオススメします(・∀・)ノ
ここからは少しだけ初任者研修の取得のメリットをお話ししますね!
【メリット1】給料が上がる
資格なしと初任者研修を持っている介護職員の違いは、まず給料面に出ます(・ω・)
厚生労働省が行った令和二年度(2020年)介護従事者処遇状況等調査によれば、無資格者と初任者研修の平均年収の差は30万円以上!
保有資格 | 平均年収 |
無資格者 | 3,311,040円 |
初任者研修 | 3,614,520円 |
冒頭でもお話ししましたが、無資格の場合はパートや契約社員としての雇用になる場合が多いです。
そのため賞与が出ないケースも多いので、初任者研修と比べると大きく年収に差が生まれるのです(・ω・)
【メリット2】応募できる求人が増え、内定率が上がる
例えば無資格のAさんと初任者研修を持つBさんが居たとします。
どちらも同じくらい人柄が良ければBさんが採用されるのはイメージが付きますよね(・ω・)
つまり、資格を持っているという事は面接において非常に有利!
更に介護業界には、無資格者では応募が出来ない求人も沢山ありますから、初任者研修を持っているという事は転職活動全体において有利になるのです!
これ以外にも初任者研修を持っているメリットはあるので、興味がある方は是非こちらのお話しも参考にしてください(・∀・)ノ
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まとめ
今回は介護職は資格なしでも求人があるかと、無資格で介護職に就いている人の割合についてお話しさせて頂きました!
もし今、介護職には興味があるが無資格なので二の足を踏んでいたという方がいたら、もう少し介護職について調べてみて下さい(・v・)
ひいき目なしにして、介護職はオススメの職種ですよ。
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!