介護福祉士国家試験は0点科目群があると不合格!筆記試験の落とし穴について

20200519介護福祉士試験で0点科目群があると不合格!詳しく解説します1介護福祉士

 

 

介護福祉士試験は60%くらい点数を取れれば合格できる。

国家資格だけど受かりやすい資格だよ!

 

という話を聞いたことがありませんか(・ω・)?

 

確かに介護福祉士試験は問題の総得点の60%を基準として、その得点以上の人が合格となります(・ω・)

 

 

 

しかし、実は介護福祉士の筆記試験の合格基準は二つ存在します。

 

もう一つの合格基準は、

試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者が合格、というもの。

 

 

つまり筆記試験の点数が60%以上取れていても、

出題される11個の科目群の中で、1つでも0点の科目群を出してしまった場合は不合格なんです!

 

 

 

 

どうもこんにちは。

元介護士の転職エージェント、
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ

 

今回は

 

「え、介護福祉士って60%以上取れば合格じゃないの?」

「科目群で0点ってどういう意味?」

 

という人達のために、

介護福祉士試験の合格基準の解説と0点科目群を作らない為のお話をしていきたいと思います(・∀・)ノ

 

 

 

 

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筆記試験の二つの合格基準について

 

介護福祉士の試験の運営を行っている公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページには、介護福祉士の合格基準に関してこのように記載されています。

 

 

次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。

筆記試験の合格基準

ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。
[1] 人間の尊厳と自立、介護の基本
[2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
[3] 社会の理解
[4] 生活支援技術
[5] 介護過程
[6] 発達と老化の理解
[7] 認知症の理解
[8] 障害の理解
[9] こころとからだのしくみ
[10] 医療的ケア
[11] 総合問題
(注意)配点は、1問1点の125点満点である。

公益財団法人社会福祉振興・試験センター

 

 

冒頭でもお話ししましたが要約すると、

筆記試験では60%程度の得点基準を上回った人で、かつ11科目群の中で0点を出さなかった人が合格、という事(・∀・)ノ

 

 

ちなみに『ア』の60%程度の得点基準は、125点満点の場合、75点程度の得点を指します!

※60%程度の得点基準は毎年変動するのであいまいな表現になっています

 

 

 

裏を返せば、筆記試験でどれだけ良い結果だったとしても、科目群の中で一つでも0点があった時点で不合格になってしまうのです。

 

なので介護福祉士試験の勉強の際は、どの科目でも最低1点は取れるように勉強をしないとダメです!

 

 

微妙に違う『科目』と『科目群』の違いについて

 

介護福祉士試験の科目は13科目存在します。

 

 

?!

じゃあ11科目群ってなに?!

 

となりますよね?

僕もそうなりました(・∀・)ノうへ

 

 

 

実はその13科目のうち4科目は、それぞれ2つをセットとして1つの科目群と呼ぶので、合計すると先ほどの11個の科目群になるんです!!

 

 

…分かりにくいですよね(笑)

ではもう少し分かりやすく説明しますね。

 

 

▼第32回介護福祉士国家試験の筆記問題(※出題順)

  1. 人間の尊厳と自立
  2. 人間関係とコミュニケーション
  3. 社会の理解
  4. 介護の基本
  5. コミュニケーション技術
  6. 生活支援技術
  7. 介護過程
  8. 発達と老化の理解
  9. 認知症の理解
  10. 障害の理解
  11. こころとからだのしくみ
  12. 医療的ケア
  13. 総合問題

 

 

と、筆記試験の科目は上記の13科目あるんです(・ω・)

 

 

 

このうち1と4を、1つの科目群。

2と5を、1つの科目群と呼びます。

 

他の科目はそのままそれぞれが科目群と呼ばれるので、合計で11個科目群が存在しますよね(・ω・)

 

 

これを指しているのが先ほどのイの合格基準の11科目群の事です!

 

この群というのはいくつかの科目の集合体という意味なんですね(・ω・)

 

 

11科目群のどれかで0点が出てしまう可能性

 

先ほど説明した科目群の中で1つでも0点の科目が出てしまう可能性って、どれくらいあるんでしょうか?

 

 

まず各項目群の問題数を確認してみましょう。

 

▼各科目群の問題数▼

 

 

 

介護福祉士国家試験の回答は選択式。選択肢は5つです。

確率論で考えた場合、科目群の中で0点を出す可能性はかなり高いです。

 

 

 

運任せに回答した場合に正解する確率は20%。

 

この場合「10.医療的ケア」の科目群だけでも0点で終わってしまう可能性が約33%あります!

※勉強せずに運任せだった場合です

 

 

 

計算は面倒でややこしいので割愛しますが、とにかく、

>>運や勉強不足で合格する可能性は低い!<<

 

という事だけ理解してください( `ω´ )

 

 

介護福祉士の試験は非常に難しいという事?

 

いいえ、そうではありません!

 

運で乗り越えることが出来ないというだけで、

ちゃんと勉強すれば問題無いレベルと言えます(・ω・)

 

 

 

介護福祉士試験を受験する人の中には、

  • 仕事と勉強の両立が出来ず勉強不足
  • テキストを買っただけで手を付けられていない
  • 簡単だと聞いたのであまり勉強しなかった

 

という方がたまに居ます!

 

 

もちろん、こういう人たちは高確率で不合格です( ゚Д゚ )

 

 

 

 

介護福祉士試験の合格率は70%程度

他の国家資格と比較しても高めです(・∀・)ノ

 

その為、介護福祉士試験は合格率だけで言えば決して難しい試験ではないのです(`・ω・´)

 

 

 

仕事と勉強の両立がつらい…

 

という気持ちも分かります。

 

しかし、試験に落ちてしまったらまた来年受験しなおしです(`・ω・´)

言い訳が出来ません。

 

 

 

毎日コツコツでいいので継続する事を意識しましょう!必ず結果はついてきます!

 

 

 

介護福祉士試験に合格するための勉強方法

 

①試験勉強は出来るだけ早くから行う

 

介護福祉士に合格するためには60%程度の点数を取った上で、0点科目群を作らなければいいのです。 

 

つまり、高得点を狙う必要がありません!

 

 

 

その為、勉強は毎日みっちりやる必要はなし(・ω・)

毎日30分、時間がある日は倍の60分というペースでもOKです(・∀・)ノ

 

 

その代わり毎日、コツコツと。

短期集中の詰込み型の勉強ではなく、一度覚えたことを忘れないようにじっくり丁寧にやりましょう!

 

 

試験勉強自体は6ヶ月前から始める事をオススメします(・ω・)

 

 

 

②得意科目を伸ばす勉強ではなく、不得意科目を無くす勉強を行う

 

介護福祉士試験の勉強方法として得意科目を伸ばす勉強は正しくないでしょう。

不得意科目を無くす勉強を目指してください!

 

 

もちろん理由は、

得意科目で点数を稼げても苦手科目で0点だった場合、その瞬間に不合格が決まってしまうから

ですよね(`・ω・´)今日のおさらい

 

 

 

たとえばの話、テキストの問題を解いていて

毎回8割以上正解だぃ!

 

という得意科目群があったとします(・ω・)

 

 

この場合、その得意な科目群の勉強をしばらくしないで結構です。

不正解の多い、苦手科目群の勉強にその時間を当ててください。

 

 

 

一週間に10時間勉強するのであれば、その10時間で11科目群を全て勉強するのではなく苦手な科目群のみに10時間を遣うイメージ!

 

 

苦手な科目群が4つあれば、1科目群につき2時間30分勉強できます。

苦手な科目群が2つなら、1科目群に5時間使えます!

 

そうする事で苦手な科目を無くすんです。0点を絶対に出さないように(・ω・)

試験までの勉強時間には限りがあるので有効活用していきましょう。

 

 

 

ちょっと極端ですが、イメージは伝わったかと思います(・∀・)ノ

 

 

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まとめ

 

今回は、介護福祉士試験の合格基準の詳しい解説と0点科目群を作らない為のお話しをさせて頂きました!

 

 

0点を出すと不合格になるというのは意外と落し穴ですよね。

これが理由で点数は高いのに試験に落ちてしまう方も沢山います( ゚Д゚ )

 

 

今回のお話しを聞いていただいた方はそうならないよう、是非今後の介護福祉士の勉強方法の参考にしてみてください(・∀・)ノ

 

 

本日もお疲れ様でございました。

それではまた次回!

 

 

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