最近よく、
男性の介護職員が増えた
というお話しを耳にします(・ω・)
一昔前まで、介護の仕事は女性の仕事と言われていました。
しかし、最近では男性の介護士がどんどん増えてきています(・ω・)
たしかに、介護業界の採用担当者と話をしても、
男性の介護士を採用したい!
という事業所は非常に多いです。
これはいったい何故なのでしょうか(・ω・)
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回はなぜ施設の採用担当者はが男性介護士を採用したがるのか、需要が高くなっている理由についてお話しさせて頂きます(・∀・)ノ
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男性介護職の割合は近年高くなってきている
まず本当に男性介護職員の需要が高くなっているのか確認するために、介護職員の割合の変化を調べてみましょう(・ω・)
公益財団法人 介護労働安定センターでは、介護職員の性別ごとの割合を調査しています!
調査が始まった当初の2004年と、直近のデータである2019年の男性介護士の割合を比較したところ、
確かに男性介護士の割合は約10%高くなっているのです!
※事業所における介護労働実態調査を参照
この事からも、近年男性の介護職員が増えている・需要があるというのは体感的な話では無く、
間違いない事実であるという事が言えます(・ω・)
なぜ今、男性介護職の需要が高いのか!
ではここからはなぜ男性介護職の需要が高くなっているのか、その理由についてお話ししていきます!
介護業界は人手不足なので、確かに労働力の補てんとして需要が高まっている面もあるのですが、それだけでは無いのです(`・ω・´)
男性介護職員の需要が高まっている理由は主に4つあります。
理由その1・男性介護士の方が力仕事が得意
これは全員ではないかもしれませんが、男性の方が女性よりも力がある人が多いです(・ω・)
介護士の仕事は意外と力仕事が多い!
高齢者の身体を支えたり、抱えたり、起こしたりなど、そういった場面が沢山あります(`・ω・´)
女性では重くてなかなか捗らない…
という業務も、力仕事が得意な男性介護士さんがいると非常に捗るんです!
もちろん介護は力仕事以外に必要なスキルは沢山ありますが、それを差し引いても単純に力がある男性介護士さんは重宝されます(・∀・)ノ
ちなみに、特に需要が高いのは障がい者施設ですね。
障碍者施設は年齢的にも比較的若い体つきのいい利用者などが多い。
そのため、高齢者施設よりも男性介護職員の需要が高い傾向があります(・ω・)
力仕事が得意です!
という男性は障がい者施設も視野に入れてみて下さい(・∀・)ノ
理由その2・男性介護士は結婚や出産による退職・休職のリスクが低い
出産時の退職や休職をする率は、やはり男性の方が圧倒的に少ないです(・ω・)
日本ではまだまだ「女性がメインとなって育児を行う」という風潮がありますね。
いい事か悪い事かは置いておいて、採用担当者としては退職・休職リスクは低い方が良いものです。
なぜなら、退職・休職になってしまった場合、代わりの人を採用しないといけません。
ただでさえ人材不足の介護業界ですから、採用担当者は非常に困ってしまうわけです( ゚Д゚ )
その為、結婚や出産による退職・求職のリスクが低い男性を積極的に採用したい企業は多いのです!
それどころか、むしろ男性の場合は子供が出来ると
今まで以上に頑張って給料を稼がないと!
と、仕事への熱量が高くなる傾向もあります!
介護業界の採用担当者としては願ったり叶ったりな人材なのです(・∀・)ノ
理由その3・男性介護士の方が管理者を目指す人が多い
先ほどの介護労働安定センターの令和元年度 事業所における介護労働実態調査によれば、
介護施設で働く管理者の割合は、48.4%が男性、48.2%が女性となっています(・ω・)
介護職員の男女比率が男性25.4%に対して女性74.2%だったことを考えると、
約3倍ほど男性の方が管理者になる割合が高いという事が分かります!
これはなぜか(・ω・)
女性が管理者にならない理由にはいくつかあるのですが、主にはこれ。
- 女性は向上心があっても輪の中で一人だけ目立つ(役職が付く)のが嫌という人が多い。
- 男性は収入の為にキャリアアップしたい人が多いが、女性介護職員は家庭を一番にしたいのでこれ以上業務が増えるのは嫌という人が多い。
あ~……あるある。
ってなる方たくさんいるはず(・ω・)笑
男性がキャリアアップ志向であると同時に、女性介護士側から辞退するケースも多いのです。
事業所としては管理職としてキャリアアップしたい人材はもちろんありがたい人材!
男性介護士さんが意欲的に職場で活躍してくれることは非常に助かるのです(・∀・)ノ
管理者はどの業界でも不足していますからね。
キャリアアップについてはこちらでも詳しい事はお話ししているので、管理職に興味のある方は参考にしてください!
理由その4・男性目線の意見が欲しい
介護職員は女性の方が多いですよね(・ω・)
その為、女性の視点や意見は沢山出るのですが、男性目線の意見は少ない。
高齢者は女性も男性も同じくらいいるので、
事業所としては介護サービスをより良くする為にも男性目線の意見はもっと欲しいですし貴重なのです(・ω・)
周りは女性の方が多いので
女性の方ばかりだし、発言しにくいな…
という引っ込み思案な人よりも、
男性目線だとこう感じました
と、一つの意見としてしっかりと伝えられる人はさらに重宝されます(・∀・)ノ
逆に男性介護職を採用しない事業所も存在する
介護業界の中で男性介護職の需要が高くなっているのは事実。
しかし、一部の事業所では
男性の介護職はあまり採用したくない
という場所も存在しています( ゚Д゚ )
その理由は主に、風呂介助や排せつ介助(オムツ交換)の際に利用者(特に女性)から、
女性の介護士にお願いしたい。
と介護拒否されることがあるためです( ゚Д゚ )
確かに女性からすれば男性に身体介護されるのは抵抗がありますよね…
最近の事業所は利用者のこういった声にも業務の分業をすることで対応しています(・ω・)
しかしそれをせず、男性だからという理由で不合格にする事業所や、書類を送ったのに連絡も返さない事業所もあります( ゚Д゚ )カナシイ…
なので男性介護士の皆さんは、
しっかり男性介護職の採用に前向きな事業所を探して面接を受けて下さい(`・ω・´)
まとめ
今回はなぜ今、男性介護職の需要が高くなっているのかについてお話させて頂きました!
ここまで読んでいただいた方で、
これから介護職を考えてみようかな?
という男性は、是非もうちょっと介護士について調べてみて下さい(・∀・)ノ僕はオススメです
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!