介護は女性がやるもの
という時代はだいぶ前に終わったはずですが、まだまだ女性介護士の方が圧倒的に多く、
一部からは未だに男性ヘルパーは要らないという声が上がったりします(・ω・)
いったい何故なのでしょうか?
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は男性のヘルパーはいらないと感じられてしまう瞬間と、その理由についてお話をしていきたいと思います(・ω・)
男のヘルパーはいらないと思われる瞬間ベスト3
第一位 出来る業務と出来ない業務が発生してしまう時
場合によって利用者やその家族から、
これは男性の介護士にはやって貰いたくない
と言われてしまう業務があります(・ω・)
具体的には女性の利用者の、
- 入浴介助
- 排せつ介助
- 衣類の着脱
などの、身体を直接見られる可能性が高い業務です。
高齢者とはいえ女性は女性ですし、男性に見られることには抵抗があります。
逆に男性は女性に見られてもそれほど抵抗が無いケースが多い(・ω・)
その為、こういった業務は女性介護士のみが行っているという施設も多くあります。
するとやはり現場の女性介護士からは、
男性は要らないから、
女性介護士をもっと採用して欲しい
という声が上がりやすいのです( ゚Д゚ )
男性に任せにくい業務がある事によって面接でも不合格になる可能性が高くなったりします。
詳しく調べたい方はこちらのお話しも参考にしてください(・ω・)
第二位 女性の考え方が理解できない時
基本的に男性は理屈で物事を判断する傾向があると言われています(・ω・)
対して女性は感情で物事を判断する傾向があると言われています。
この考え方の違いから、男性は面倒だと思われてしまうケースも少なくありません!
たとえば、女性が
○○だと感じた
と言った際、男性は
それって根拠なくない?
と感じてしまうイメージです(・ω・)
もちろん女性からすればこういう時、
男性はなぜ理解してくれないのだろう
と感じます!
介護業界はまだ女性の方が圧倒的に多いですから、
こういった場面でも男性より女性介護士がいいと感じられてしまったりします(・ω・)
第三位 家事に慣れておらず雑だったり、気配りが出来ない時
女性の介護士の中には男性の方が家事が苦手であると感じる方が一定数居るようです(・ω・)
たしかに女性介護士は自宅の家事と両立していることが多く、
反対に日本の男性は積極的に家事を行う国民性ではありません( ゚Д゚ )
この部分は介護をするうえでも顕著に違いが表れ、
- 男性の方が生活援助の要領が悪い
- 男性の方が気配りが足りない
と感じられてしまうようで。
こういった場面でも、女性の介護士の方がいいと思われてしまうみたいです(・ω・)
とはいえ、男性介護士が重宝される場面も沢山ある
え、うちは男性介護士めちゃくちゃ入社して欲しいです!
という介護施設はたくさんあります(・∀・)ノ
先ほどは女性の方が介護に適性がある理由をお話ししましたが、
反対に介護業務の中でも男性の方が適性のある業務だってあるんです!
男性の方が力持ち!
介護士の業務は身体を使う業務(身体介護)も沢山あります(・ω・)
身体介護とは入浴介助や排せつ介助など、利用者の身体に直接触れる業務の事です。
体力の要る仕事なので、やはり筋肉量の多い男性の方が得意な傾向があります(・∀・)ノ
その為、特に大きい施設や介護度の高い施設などでは、男性介護士に対する需要も非常に高いのです!
男性の方が結婚や出産による退職リスクが低い
介護業界では人不足が深刻なため、入社した方にはなるべく長く働いてもらいたいと考えられています(・ω・)
しかし女性介護士はどうしても結婚や出産時に離職する割合が高い。
その点男性介護士は、結婚や出産で辞めるという方は少なく、長く働いていける傾向があります(・∀・)ノ
すると当然施設からすれば、
男性介護士も採用して、
退職リスクに備えたい!
と考えますし、特に最近需要が高くなっているんです(・∀・)ノ
他にも男性介護士の需要が高い理由はコチラでお話ししていますので、参考にしてください!
介護業界で男性が必要な存在になる為にはどうあるべきか?
結論、男女で積極的に業務を分けてもいいと思います(・ω・)
というか、各介護士の個性によって業務を分担していくべきではないでしょうか?
男女によってだけではなく、人によって得意・不得意はあるはずです!
出来ない事を努力してもらうのも当然ですが、
それぞれが出来る事をやる業務運営を運営側が考えた方が効率的です。
- 入浴・排せつ介助は女性がメインでやるが、体の大きい方の介助は男性がメイン
- 男性と女性と両方の考えを尊重できる人がリーダーに昇進し、現場の潤滑油になってもらう
こういった分業制があるだけでも摩擦は減るはずです(・∀・)ノ
○○さんはコレが出来ないから要らない!
こういった出来ない人は要らないという時代遅れな考えこそ今の時代には要りません。
どの業界でも人材不足なわけですから、今後の少子高齢化に対応できるよう思考をアップデートをしていきたいところですね(・ω・)
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!