ショート夜勤とロング夜勤の違い|介護士の夜勤を2種類比較

ショート夜勤とロング夜勤の違い|介護士の夜勤を2種類比較介護職について

 

介護士が行う夜勤にはいくつか種類があって、拘束時間の長さによってロング夜勤とショート夜勤の二つに分かれます

 

この二つの夜勤、同じ夜勤でも色々な違いがある事を皆さんご存知ですか?

 

 

 

どうもこんにちは。

ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ

 

今回は意外と多い、介護士さんのロング夜勤とショート夜勤の違いについて、2つの比較や向いている人・向いていない人というお話をしていきたいと思います(・∀・)ノ

 

 

  • ショート夜勤とロング夜勤とは何か知りたい
  • ショート夜勤とロング夜勤のメリットとデメリットを知りたい
  • ショート夜勤とロング夜勤に向いている人と向いていない人を知りたい

こういう人にはピッタリの内容になっています!

 

 

ショート?ロング?いや、そもそもの夜勤に向いているか調べたい

という状態の方はまずこちらからご覧になってください(・∀・)ノ

 

 

 


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ショート夜勤とロング夜勤とは何か?

 

まずは夜勤の種類、ショート夜勤とロング夜勤についてお話します(・ω・)

 

介護施設は日本全国に何万軒とあるわけですが、拘束時間や実労働時間や休憩時間などの夜勤の働き方については各施設ごとにバラバラです!

 

 

その中でもショート夜勤とは、8時間労働の勤務を行う夜勤を指します。

逆にロング夜勤とは、16時間労働の勤務を連続で行う夜勤を指します。

 

 

もう少し説明すると、基本的には日本では「9時間拘束8時間労働」が浸透していますよね。

これが1日の勤務になります(・ω・)

※施設によって1日の勤務が7.5時間など短くなる場合もある

 

 

なので、夜の22時に出勤して翌日7時に退勤する場合(・ω・)

このうち1時間休憩を取れば、9時間拘束8時間労働を1日分取ったことになります。

これが基本的なショート夜勤の形です!

 

では、夕方の16時に出勤して翌日10時に退勤する場合。合計で18時間拘束されたことになります(・ω・)

このうちで2時間の休憩を取れば、9時間拘束8時間労働を2日分取ったことになりますよね。

これが基本的なロング夜勤の形です!

 

 

ロング夜勤とショート夜勤

 

 

なぜ施設によってショート夜勤とロング夜勤が変わるのか

 

人間の体内時計とも言われるサーカディアンリズム(概日リズム)に反して働く夜勤については、過去から現在までに何度もその問題を改善する議論がされてきました(・ω・)

 

しかしこの議論、どちらが絶対に良いという事は言い切れない状況です。

なので法律でもどちらにしなさいという事は一切決められていません!

 

なので施設やそこで働く従業員の考え方によってどちらにするかが変わったりするのです(・ω・)

 

 

ただ、日本医療労働組合連合会が発表した2019年介護施設夜勤実態調査によれば、

介護施設でショート夜勤(3交代)を取り入れている場所が11.5%に対し、ロング夜勤(2交代)を取り入れている場所が87%となっています( ゚Д゚ )

 

現状ではロング夜勤を取り入れている施設の方が圧倒的に多いというデータもあります。

 

 

ショート夜勤とロング夜勤のそれぞれの特徴

 

ここからはショート夜勤とロング夜勤のそれぞれの特徴についてお話していきたいと思います!

 

 

ショート夜勤は労働時間が短いので集中力が続きやすい

 

最初にまず、世界的に一日8時間労働が定着した理由をお話させてください(・ω・)

 

一日8時間労働が定着したのには歴史があり、1886年のアメリカ(シカゴ)にて、それまで長時間労働を強いられていた労働者が一斉にストライキを起こしたのがきっかけです!

 

 

その際に掲げられたのが

8時間は労働のために、8時間は休息のために、そして残りの8時間は自分たちのために

という言葉。

 

 

これをきっかけに世界には一日8時間労働が徐々に定着していったのですが、

驚くことにそれまで14時間労働や16時間労働を行っていた労働者の生産性は8時間労働を取り入れるとむしろ向上していったそう!

つまり、長時間労働がかえって生産性を下げていたという事です。

 

 

現代でもそういった研究は行われており、最近では厚生労働省が発表した健康づくりのための睡眠指針2014にもこう書かれています。

 

人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは起床後 12~13 時間が限界

厚生労働省-健康づくりのための睡眠指針2014

 

 

これ以外にもあらゆる実験で、人間の脳は長時間起きているとどんどんパフォーマンスが下がっていくと言われています!

 

特に介護や医療現場では一つの小さいミスが大きな事故に繋がりかねない。

なので長時間拘束されてしまうロング夜勤に取り組む際は特に睡眠や体調管理が大切なんです(・ω・)

 

逆にショート夜勤は比較的体調管理がしやすいと言うことですね。

 

 

もしこの睡眠によって夜勤の生産性が上がる事についてもう少し詳しく調べたい方はこちらも参考にしてください。

 

 

 

ロング夜勤には明けがある

 

明けってなんですか?

 

という人も多いはずなのでそこから説明します(・∀・)ノ

 

 

ロング夜勤の終業は朝の10時ごろですね(・ω・)

この日が明けです。つまり、ロング夜勤が終わる日の事を明けと言います。

通常はこの明けの次の日が休みになる事が多いので、このシフトの並びを(夜勤後の)明け休み」と言ったりします!

 

明け休みは明けの日と休みを足して、気持ち的に2日休みという気になります(・∀・)ノ笑

 

 

それに対してショート夜勤が終わる日は休みになります。

明けがありません(・ω・)

いえ、厳密にはロング夜勤の明けがショート夜勤で言うところの休みになるのです!

 

 

なのでショート夜勤は、生活リズムを短い時間で整えないといけないので大変。

逆にロング夜勤の場合は次回の出勤まで2日弱あるので、生活リズムを整えやすい(・∀・)ノ

 

 

さらに明け休みは、夜勤後そのまま出かければ2連休として予定を立てることが出来ます!

連休を中々取得できない介護士さんに人気の働き方なのです(・∀・)ノ

 

 

夜勤の回数が変わってくる

 

ショート夜勤は8時間労働で月に8回ほど入るのが基本です。

これに対してロング夜勤は16時間労働なので月に4回程度が基本。

 

一ヶ月の労働時間に直すとだいたい同じになるのですが、拘束時間の関係で夜勤回数が変わってきます(・ω・)

 

 

もちろん施設によっては、ショート夜勤でも月に3回、4回という場所もあります。

ロング夜勤でも月8回という所もあります。

 

結論、施設によるのであくまでもこの辺りは基本として捉えて貰って、個別で希望があれば面接時に施設に交渉しましょう(・∀・)ノ

自分では言いにくいという場合は転職サイトの利用もオススメ。

 

 

ちなみに、夜勤専従(夜勤専門)夜勤なし(日勤常勤)などの働き方もありますよ!

施設に従うのも良いですが、あなたに合った働き方を探してみてもいいかもしれません。

 

 

 

夜勤手当はロング夜勤の方が高い

 

介護士の夜勤時には別途夜勤手当が付きます(・∀・)ノ

正社員の場合は基本給にプラスして支給されるのがこの夜勤手当。

 

夜勤手当はもちろんロング夜勤の方が高額な場合が多いです!

 

 

ショート夜勤の場合は平均で一回当たり3,000円~4,000円が相場かと。

ロング夜勤の場合は平均で一回当たり5,000円~7,000円が多い印象。

 

 

もちろんエリアにもよりますし、施設の方針によっても変わります!

ショート夜勤で7,000円という場所もありましたし、ロング夜勤でなんと一回10,000円という場所もありました(・∀・)ノ

5回入れば5万円も給料上がるなんてモチベーションにもなりますよね!

 

 

ショート夜勤でも夜勤手当はしっかり欲しい

ロング夜勤でもいいから手当は10,000円欲しい

 

そういう場合は時間があるときに地域の事業所の夜勤手当を調べてみて下さい(・∀・)ノ

詳細がネットに無い場合は求人サイトがオススメです!

 

 

ショート夜勤向きな人とロング夜勤向きな人

 

ショート夜勤に向いている人

 

ショート夜勤は22時から翌朝の7時までの勤務です。

なので、自宅周辺にある施設で勤務できればお子様が寝てる間に仕事をし、朝帰宅し、学校に送り出す事が可能です(・∀・)ノ

 

 

家の事もしないといけないから正社員になれない

と諦めていた人も、ショート夜勤の施設が自宅の近くにあれば正社員として勤務できるかも。

 

正社員になれたら夜勤手当はもちろん、賞与も貰えます!

収入をグッと上げる事ができますね(・∀・)ノ

 

 

もちろん夜に長時間働くことが苦手な体質の方もショート夜勤がオススメ。

身体に負担を掛けずに働くならショート夜勤の施設です(・ω・)

 

 

 【ショート夜勤に向いている人】
  • 家庭の事もしながら正社員として働きたい人
  • 短い夜勤でなるべく体の負担を減らしたい人
  • 体力のある間だけでなく、年齢を重ねた後も同じ環境で働いていきたい人

 

 

ロング夜勤に向いている人

 

ロング夜勤は仮眠を上手く取れない場合、体にかなりの負担がかかりますし、業務上のミスも起こりやすいです!

それでもロング夜勤の施設が多いのはやはり夜勤手当と明けの存在でしょう(・ω・)

 

 

夜勤手当で給料を稼ぎたい人や、2連休を使って予定を立てたいのでショート夜勤はNGという人は結構います。

 

特に体力に自信がある方には合っている働き方かもしれません!

ただロング夜勤で勤務する場合は、夜勤時の仮眠は必ず取れる環境で勤務してください( `ω´ )安全の為

 

 

 【ロング夜勤に向いている人】
  • 夜勤手当でガッツリ稼ぎたい人
  • 明けを利用して2連休の予定を立てたい人
  • 体力に自信があり、ロング夜勤を行っても体調不良を起こさない人

 

 

 

ショート夜勤の施設とロング夜勤の施設

 

先ほどもお話した通り、ショート夜勤の施設は極端に少ない。

なので普通に転職活動しているとロング夜勤の施設に巡り合う事の方が多いです(・ω・)

もちろんロング夜勤だと思っていたらショート夜勤だったというケースもありますから、情報収集は必須ですね。

 

 

ちなみに、もしショート夜勤の施設を検討したい場合は、ユニット型の特別養護老人ホームを探してみると良いかもしれません!

ユニット型の特別養護老人ホームでは、比較的ショート夜勤(三交代制)を取り入れている所が多いです!

 

しかし絶対ではないのでホームページなどで確認はしてください(・ω・)

 

 

ネットの情報の見方が良く分からない…

夜勤の時間がどこにも書いてない

 

という施設も、中にはあります(・ω・)

その際は転職アドバイザーに確認してきてもらうのも手です!

 

自分で施設に問合せをすると「是非見学に来てみて下さい!」という感じで、押し切られてしまうケースもありますからね!

無料の転職サイトで情報だけとりあえず貰ってみるのもオススメです。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は介護士さんのショート夜勤とロング夜勤について、その違いの比較や向いている人・向いていない人というお話をさせて頂きました!

 

 

今回のお話をする中でショート夜勤とロング夜勤のどちらがオススメか考えたのですが…正直どちらにも一長一短あると感じ、結論は出ませんでした(・ω・)

正直働いてみないと分からない部分もあると思います。

 

 

ただ、

  • 夜勤の拘束時間が短い施設(15時間夜勤など)
  • 夜勤手当が多い施設
  • 夜勤時に残業が無い施設

など、ショートかロングかという事ではなく、夜勤の際に少し違うメリットがある施設もあります!

 

 

ショート夜勤かロング夜勤かどちらか選べない!

 

という方は他の条件面を良く調べて、その条件で決めてみても良いかもしれませんね(・∀・)ノ

 

 

 

本日もお疲れ様でございました。

それではまた次回!

 

 


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