介護施設に入社して1週間しか経っていないが、もう辞めたい…
介護士さんの中には入社してすぐに続けていけない・退職したいと感じる方が居ます。
これには人によって様々な背景がありますが、
中には何度も早期退職を繰り返してしまい、職歴が短く刻んでしまっている方も少なくありません( ゚Д゚ )
いったいなぜ、折角入社した介護施設を早々に辞めてしまう介護士さんがいるのでしょうか?
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は転職したばかりの方が、なぜ入社して間もなく退職してしまうのか?その6つの理由と、早期退職したくなった場合の対応についてお話させて頂きたいと思います(・∀・)ノ
この場合によく、早期退職する介護士が悪いと言われることが多いですが、実際にはそうではないケースも沢山あります(・ω・)
この問題の本質は何かしっかりお伝えしますので最後までお付き合いください!
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介護士が入社してすぐ辞める理由は大きく分けて6つある
実は、介護士の離職率は恐らく皆さんが想像するほど高くありません(・ω・)
実際にデータで見てみると、むしろ他の産業よりも離職率は低いくらいです!
厚生労働省の発表した令和元年度雇用動向調査によれば、日本の離職率の平均は15.6%。
これに対して公益財団法人 介護労働安定センターが発表した、介護職員の離職率は15.4%!
数字上ではっきりとした事実が確認できます(・∀・)ノ
しかし、介護士でも早期退職してしまう人がいるのは事実。しかも、決して少なくありません。
ではその詳しい理由について一つずつ確認してみましょう(・ω・)
①入社前に聞いていた話と違っていた
入社前に聞いていた給料と違う
配属予定だった場所と、違う場所へ配属された
このように、給料・配属先・シフト・業務内容などが事前の説明と違う条件で雇用になってしまった場合は早期退職に繋がりやすいです!
当然ですよね(・ω・)
入社した方からすればウソをつかれたような状態なわけですから。
この場合、
- 事業所が採用するためにウソをついた
- お互いの確認不足で認識に相違があった
という原因が考えられます( ゚Д゚ )
こういったトラブルを避けるためにも、労働条件確認書は必ず貰った方がいいです。
もし前者のウソをついてあなたを採用した事業所なら、むしろ早々に退職する方がいいですね(・ω・)
②人間関係が悪かった
介護業界を辞める理由で一番多い理由は、人間関係によるものです(・ω・)
一言に人間関係と言っても、多くの人が協力して働いている介護施設においては、
- 介護士同士の人間関係
- 他職種間での人間関係
- 利用者との人間関係
- 利用者のご家族との人間関係
など、非常に多くの場所で摩擦が生まれやすい環境です(・ω・)
特に入社したばかりで緊張している人にとってはこの人間関係でさらにプレッシャーを感じてしまい、
中には馴染めずに早期退職を選択する人もいるのです(・ω・)
③研修がしっかり行われない就職先だった
場所によっては新人研修をしっかり行ってくれない・行えないという施設もあります(・ω・)
その背景は様々ですが、
- 人不足が深刻で、研修時間を十分に確保できない
- 教育体制が整っておらず、マニュアルなどが存在しない
- 教育担当者に問題がある
などの可能性が考えられます( ゚Д゚ )
入社前によくどういった研修があって、どれくらい研修期間を確保してもらえるかを確認して入社すると、ある程度のミスマッチは防ぐことができるでしょう。
入社後に判明してしまった場合は、異動や上司への相談などの手段もありますので、覚えておきましょう!
④業務内容がそもそも合わなかった
これから初めて介護士として勤務される方や、今まで勤務宇していた施設形態とは異なる施設形態で勤務される方に多いのがこの原因です(・ω・)
なんとなく業務内容は聞いていても、実際に目の前で見てみると合わないという事はあります。
特に多いのは
- 排せつ介助などの業務に抵抗感がある
- 介護のやりがいよりも先に大変な部分に耐えられない
- 看取りや医療行為等が初めて見る光景で怖い
- 利用者とのコミュニケーションが上手くいかない
- 夜勤やシフト勤務に生活リズムが合わない
などの、イメージとのギャップの部分です(・ω・)
しかしこれは実際に携わってみないと見えてこないもの。
なので仕事内容をよく調べるのはもちろんのこと、ボランティアや一日体験入社などを経てから入社すると回避できるかもしれません!
日勤だけで働く方法もあるので参考にしてください(・ω・)
⑤介護という仕事を甘く見ていた
④でお話ししたイメージとのギャップとは少し違って、
介護は誰でもできる仕事なんでしょ?
と、介護士の仕事を甘く見ていた人が実際の業務の大変さに驚いて早期退職するケースもあります(`・ω・´)
もちろんこの場合は甘く見ていた人が悪いと思います(笑)
ただ、介護業界の業務は先ほども申し上げたように実際にやってみないと中々理解ができません。
もちろん合う合わないはありますが、せっかく介護を選んでくれた方が辞めて行ってしまうのも勿体ないことです(・ω・)
不安な方は焦らずにパートから始めることなども選択肢として持っておいてほしいですね。
⑥今までの業務ややり方とのギャップを感じてしまった
中途入社の方の中には、今までやってきた業務ややり方との違いに悩んでしまい、元の職場環境に戻ってしまう方もいます(・ω・)
これは他業種から介護士になった方も陥りやすいですが、
介護士から介護士の転職でも悩む方はたくさんいます( ゚Д゚ )
介護業界も施設によって方針やカラーは様々で、雰囲気が合わずに働きにくくなることも。
できれば面接を受ける際にはいくつかの施設を比較して見てみて、
一番自分に合っている探すという方法もオススメです!
入社して1週間で仕事を辞めるとどうなるのか?
実際に入社して1週間で辞めたら
どんなデメリットがあるの?
こんな心配をお抱えの方も居るはずです(・ω・)お答えしましょう
次に就職活動する際に1週間で辞めたことを言わないといけない
たとえば入社が1日だったとしても、面接の際に言わなくてはいけません。
あなたが言わなかったとしても、雇用保険の履歴などで判明してしまう事です(・ω・)
ただ、パート勤務や雇用保険の対象になる前に辞める場合は、前職の在籍確認が取れません。
その為、そういった方々の多くは、
- 働いていなかったことにする
- 単発のパート勤務だったことにする
といった形で早期退職を隠して面接活動をする方もいらっしゃいます(・ω・)グレーですね
給料を貰えるのが先延ばしになる
早期退職してしまうとまた就職活動を始めなくてはいけないので、
まとまった給料が支給されるのがさらに先延ばしになるリスクもあります!
もし前回失業保険を貰っていた場合。
今回は失業保険も受給する事が出来ません( ゚Д゚ )
その為、
- 派遣や短期バイトなどと掛け持ちをしながら就職活動をする
- しばらくの間我慢をして、次の就職先が決まってから辞める
など、生活費の問題を解消しておくことが大切です(・ω・)
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入社して1週間で辞めないために介護士ができる事
入社してみないと分からないなら
考えても仕方ない
確かにそういう部分は多いですが、早期退職しないために介護士ができる事はちゃんとあります(・ω・)
- 面接は複数の場所を比較し、自分に一番合った場所を探す
- 見学は必ず行い、気になるならボランティアなども申し込んでみる
- 雇用条件は労働条件確認書で必ず確認する
- 入社後すぐでも遠慮せず、異動や上司への相談はする
これを行えば100%安心!という訳にはいきませんが、これを覚えておくだけでもだいぶ問題を防ぐことができます(・ω・)
気になる方はこちらでも後悔しないための転職方法のお話をしているので参考にしてください。
相談をしても悩みが解決できない場合はきっぱり辞めた方が良い
一先ず相談してみたものの
検討しておくと言ってその後何もない
対応しかねると言われてしまった
というケースはやはりあります。
どうしても続けられそうにない場合は、職歴や在籍が短いことなんかは考えず、きっぱりと転職を考えましょう(・ω・)
中には
半年・1年は頑張る!
と、なぜか辞める前提で頑張ってしまう人もいますが、その選択が一番良くないです(・ω・)
そもそも1週間で辞めたいと思っているのに1年も続くはずないですよね。
そして、1年も悩みを抱えた状態で居ることは、
あなたにとっても事業所にとっても利用者にとっても損。
最悪の場合、頑張りすぎてしまってうつになってしまう方もいます( ゚Д゚ )
続けられないと感じたら次の場所へ行くのも、選択肢として用意しておきましょう。
まとめ
今回はなぜ入社して間もなく退職してしまうのか?その6つの理由と、早期退職したくなった場合の対応についてお話させて頂きました!
もし今また転職活動するのが面倒・億劫だ
う人が居ればぜひ紹介会社の利用も検討してみてください(・ω・)
無料で求人を探してくれるほか、過去のデータベースから内部情報なども調べることができるので、
個人で探すよりも安心して転職活動ができます(・∀・)ノ
オススメは自分でも活動をしながら、紹介会社も利用する方法ですね!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!