転職回数が多いけどまた転職を考えています…
こういった方から良く、転職は何回までならセーフかという質問をされることがあります(・ω・)
たしかに多く転職している人とあまり転職をしていない人なら、
転職をしていない人材の方が採用したくなりますよね(・ω・)
では、実際に介護業界では何回までの転職であれば面接に影響が出ない範囲なんでしょうか?
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は、介護士の転職回数は何回から面接で不利になるのかと、転職回数が多い人の面接対策方法についてお話していきたいと思います(・∀・)ノ
転職回数が多いから必ず面接に落ちるというわけではありません!
今日は、具体的な面接対策方法までお話ししますので、是非参考にしてください!
介護士の転職回数は何回までがセーフ?
結論から申し上げると、転職回数が何回までならセーフという明確な決まりは介護業界にはありません(・ω・)
転職される際の年齢によっても変わりますし、転職回数が〇回以上は全員不採用という事にもなりません。
しかし、面白いデータを見つけました(・ω・)
認知症介護研究・研修大府センターが行った、介護職のキャリア意識に関する調査研究は、
介護士の転職回数についてのアンケートを実施しています!
そちらによれば、調査に協力した1,028名の介護士のうち、909名が転職回数3回以下となっています(・∀・)ノ
つまり88%以上の介護士が3回までしか転職をしたことが無いのです!
という事は逆に、4回以上の転職をしている人は圧倒的少数になるという事ですね( ゚Д゚ )
4回以上の転職をしていると面接に落ちやすいのか?
相対的に落ちやすいと言えるでしょう。
イメージして頂ければ分かりやすいと思いますが、
- 転職回数が3回の方
- 転職回数4回以上の方
の二名と面接したら、やはり転職回数が少ない方が印象が良いです(・ω・)
しかし、これはあくまでも相対的なお話。
実際には人柄や経験ややる気などによって、転職回数が多くても次々に内定を貰っている方もいるのでご安心を!
介護業界では転職回数は0回でも面接に落ちる?!
介護業界では、一か所で長く働いている事が理由で面接に落ちる場合があります( ゚Д゚ )
たとえば、
すごい経験がある方だから、
うちの施設のやり方に合わない気がする
という理由ですね。
つまり、介護士の面接の受かりやすさは転職回数だけでは決まりません(・ω・)
では、ここからは転職回数が多くても面接に受かりやすくなる具体的な方法についてお話しします(・∀・)ノ
転職回数が多くても面接に受かりやすくなる具体的な方法
①全ての転職理由に致し方ない理由や背景がある
その理由なら転職してもしょうがない
こういった具合で、全ての転職に採用の担当者が腑に落ちるような転職の背景があれば面接で印象が悪くなりにくいでしょう!
致し方ない理由はたとえばこちら(・ω・)
- 計画的なキャリアアップによる転職
- 事業所の閉鎖や倒産
- 事故や病気による休職
- 家族の転勤による転職
- 結婚や出産
なので、転職理由を答える際はこういった理由を述べるようにしてください(・ω・)建前ですね
事業所の人間関係が悪かったので辞めました
など、本音ばかりを言ってしまうと、担当者に誤解を与え、悪い印象につながってしまう可能性があります!要注意!
②今までの職歴の、在籍年数が短くない事業所をアピール
今まで働いていた事業所の経験年数が長いところは、面接でマイナス印象になる事はほぼ無いでしょう(・∀・)ノ
かえって
色々な事業所で豊富な経験を積んでいる人材
としてアピールする事が出来、好印象を与える場合もあります(・∀・)ノ
具体的には各施設での在籍が3年以上(5年以上はなお良し)であれば、経験をアピールする事に繋がります(・ω・)
なので、転職歴の中で長く在籍していた施設での経験をアピールし、
逆に短い期間で退職に至ってしまった施設の話を控えめにするといいですよ!
必ずしも転職が多いこと=印象が悪い、ではないことを覚えておいてください(・∀・)ノ
③人柄をアピールできるような面接対策
介護士の面接で一番重要なのが意欲や人柄の部分。
なので、どれだけ転職回数が多くてもそこを抑えておけば、採用される可能性がグンと高くなります(・∀・)ノ
人柄をアピールするための具体的な方法はこちら。
- 志望動機をしっかり考えていく
- 整った服装で清潔感がある
- 会話で悪口などネガティブな表現をしない
- 自分が話すだけではなく、相手の話をしっかり聞く
- すれ違う人全員と挨拶をする
まあ本当に常識的で普通な事です(・ω・)
ただ、こういった事を疎かにしていくと高確率で見抜かれます。
誰でもできる事だし、大したないじゃん
と侮らず、しっかり事前準備をして面接に臨みましょう!
④パート・アルバイトの職歴は書かないでもOK
アルバイトの経験も含めると
転職回数が非常に多くなる
という方はパート・アルバイトの経験は記載しないでもOKです(・ω・)
その場合に、面接の担当者から、
この期間は何をされていたんですか?
と突っ込まれる可能性もあるかと思います。
この時は口頭でパート・アルバイトをしていたことを答えるようにしましょう(・∀・)ノ
視覚的にインパクトがありますので、転職回数が多い方はこれだけでも効果が出ます!
ちなみに、派遣の経験は派遣先を書くのではなく、派遣会社を書いてそこでの経験を一行にまとめるのもいいでしょう。
とにかく履歴書の職歴欄が多い方は書き方を工夫するべきなんです!
⑤事業所がどういった人を採用したいかよく考える
面接をした方が転職回数が多い場合、事業所は退職リスクを考えます。
退職リスクとは、
採用してもまた辞めてしまうのではないか?
という不安のことです(・ω・)
その為、転職回数の多い方はこのリスクをどれだけ払拭できるかで採用が決まると言っても過言ではありません(`・ω・´)
- 今回で最後の転職にしたいと考えていますと言う
- 他の事業所ではなく、ど御社で勤務したいという熱意
- 家族の協力があり、安定して働いていける事
- 60歳以降も長く働いていける事
このような採用担当者の退職リスクを払拭できる話を積極的にして、アピールするのも非常に効果的です(・∀・)ノ
転職回数が多いからと言って我慢するのは危険
転職回数が多く転職が不安なので
今の職場を続けていきます
たまにこうやって我慢することで解決しようとする人がいますが、これは一番良くないです(・ω・)
まず、辞めたい気持ちがなくなる事は考えにくいです。
いま我慢してもどんどんストレスは大きくなっていつか爆発します。
そうやって自分を追い詰めて、自律神経失調症やうつになってしまったら非常に危険です( ゚Д゚ )
それこそ面接に受からなくなってしまいます( ゚Д゚ )
転職なってしまったら仕方がありません。誰も悪くないです(・ω・)
そんな時は我慢ではなく、次の転職活動に失敗しない事を考えて下さい!
ストレスで異変が起きてからでは遅いですからね。
今回は介護士の転職回数は何回から面接で不利になるのかと、転職回数が多い人の面接対策方法についてお話しさせて頂きました!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!