介護業界にはあまり大きな声で言えない文化があって、男性介護士は女性より採用されにくいというものがあります。
ご存知でしたか(・ω・)?
介護職の面接に性別は関係ない
言っている人がいればそれはウソです。
男性の方が採用されにくいのは、介護業界に関わっている人ならほとんどが知っている暗黙の了解です(・ω・)
では、なぜ男女平等が浸透しつつある現代でも、介護業界では男性の方が採用されないのでしょうか?
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今回は介護職は女性より男性の方が採用されにくい理由と、どうすれば内定がもらえるかについてお話しします!
ちなみに勘違いしないで頂きたいのが、女性と比べると男性の方が採用されにくいというだけです(・ω・)
つまり内定が貰えないという話ではなく、
男性は2~3つしか内定がもらえない
という話です。
しかし、男性の方が内定率が低いのは事実です!
どうすれば内定をもらえる可能性が高いのかをこのお話しでしっかり学んでいってください(`・ω・´)
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男性の介護職の需要は年々高まってきている
まず男性の介護職の需要は年々高まっています。
これもまた事実です(・∀・)ノ
しかし、中にはそうではない事業所がありますというのが今日のお話しの本質(・ω・)
ちなみに公益財団法人介護労働安定センターの公表した令和元年度 介護労働実態調査結果によれば、介護職員のうち20.5%は男性、71.2%が女性となっています!
介護職員が約4人のうち1人は男性という事ですね(・∀・)ノ
ではなぜ需要は高いにも関わらず、男性の採用率の方が低いのでしょうか?
実際に現場で不合格になった際の理由を4つご紹介します(・ω・)
介護職で男性が採用されない理由4選
①採用担当者や決裁者の独断と偏見で採用されない
法人の採用担当者が
介護=女性がやるものでしょ
という時代遅れな考え方である場合が一定数あります(・ω・)
人がいないからとりあえず面接はするけど、
女性が採用できるならそっちが優先。
という考え方なので、事前に見抜くことも難しい。
たまに書類審査段階で落ちる可能性もあります(・ω・)凹む
まあしかし、もしそんな理由で不合格になれば、
最初から縁が無かったんだな、次いこう!
ときっぱり割り切ってしまった方がいいでしょう(・∀・)ノ
なんとか入社できても居心地が悪いはずですから!
②男性用の更衣室が無いから採用できない
介護士は女性が多いので女性用の更衣室がある場所は多いですが、男性用の更衣室を用意できない為に採用を見送っている施設もあります( ゚Д゚ )
些細な問題に感じるかもしれませんが、
毎日出勤して着替えるわけなので、しっかりした更衣室が無いと男性も女性もストレスを感じるものです。
採用担当者も
いや人不足なんで来て欲しいんですけど、ホントごめんなさい~(笑)
みたいな感じです、ホント勿体ない(・ω・)
とはいえ、
更衣室が無くてもOKです!
というわけにも行かないので、この場合もきっぱり諦めた方がよさそうですね(・ω・)
③女性から介護されたい利用者は多いので採用されない
介護職員はもちろん、利用者の入浴介助やおむつ交換などを行います。
その際、やはり女性の利用者は男性職員に身体を見られることに抵抗があります(・ω・)
※男性の利用者はあまり気にしない方が多いみたいです(笑)
利用者を尊重するという価値観が常に大切な介護業界。
そうなると、施設側も
男性介護職を雇用しても出来る業務が限られるから…
といって、女性を積極的に採用したくなるのです(・ω・)
ただ、最近は男性と女性の業務を若干変える事で対応している施設もあります!
女性へのおむつ交換や入浴介助は女性職員が対応し、それ以外の業務を男性職員に多くやってもらう。
みたいな感じです(・∀・)ノ
『女性利用者、男性介護士からの介護拒否問題』
についてはこちらで詳しく解説しているので、良かったら覗いてみて下さい(・ω・)
④男性の介護士が居ないので孤立させてしまうので採用されない
介護業界は徐々に増えてきているとはいえ、女性の方が多い職場環境です(・ω・)
施設によっては男性介護士が0人という場所も存在します!
その状態で男性の介護職員を採用してしまうと、孤立させてしまう可能性が高い。
つまり、早期離職のリスクが高まります(・ω・)
本当は男性職員も採用したいんだけど、なかなかタイミングが無い
という理由で採用を見送っている施設もありました!
介護業界は人材不足なので、一気に数名の男性職員を採用できることもないでしょう(・ω・)
こちらも縁が無かったと諦めるしかないですよね…
男性が介護職の内定を取るための具体的な方法
じゃあ具体的にどうすれば、
男性は介護職の内定を勝ち取れるのか?
ここからはこういった質問に答えていきたいと思います(・∀・)ノ
冒頭でもお話ししたように、男性の介護職の需要が高いのは事実です!
なので男性の介護士の方はその強みを活かすような転職活動を意識していきましょう(`・ω・´)!
※転職活動全般や流れについてはこちらで確認ください。
面接前に男性の介護職員が何名いるか確認する
面接に行ってから
やっぱり男性は見送ろうかな
何てことになったら時間の無駄です(`・ω・´)
なので電話で結構なので面接前に必ず
御社では男性の介護職員は
何名ほど在籍しているのでしょうか?
という事を聞いてください!
これだけで男性介護士に対する環境つくりをしているかどうかが見抜けるので、何も確認せずに面接に申し込むよりも内定を貰える確率が数段アップします(・∀・)ノ
見学を申し込んで直接施設内を見てみるというのも、非常に効果的です!
資格を持っているとやはり採用されやすい
介護職は無資格でも働ける仕事ですが、やはり資格は持っているに越したことはありません(`・ω・´)
無資格より初任者研修、実務者研修、介護福祉士の資格を持っている方の方が面接の内定率も高いです!
そういえばまだ資格を取得していない
という方は、まず資格を取得してから転職活動をするというのも非常に効果的です(・∀・)ノ
面接は複数の場所に申し込みをして受ける
事前に、
この施設は男性に対して理解があるのか?
を見抜くのは限界があります(・ω・)
なので面接に落ちても転職活動がストップしないように、最初からいくつかの施設に面接の申込みをしておきましょう!
聞こえは良くないですが、すべり止めみたいな感じですね(・∀・)ノ
介護士は不足しているので、求人は沢山あります!
なので1ヶ所に固執せずに、3ヶ所くらい面接に行って見学をさせてもらうのがベスト。
その中で一番合ったところを探すのが、最近の転職活動の主流です(・∀・)ノ
精神科病院や障碍者施設は特に男性の需要が高い
意外と知られていないのですが、精神科病院や障碍者施設では男性の需要が高い傾向があります(・∀・)ノ
こういった施設にはまだ比較的年齢の若い方が多く、筋肉が衰えていないので体が重い。
なので力のある男性の方が活躍しやすいというのが一つ(・ω・)
もう一つは、精神的な疾患を持つ患者さんは、状態によって暴れてしまうケースがあります。
その際に患者の身体を抑える事が出来る体力がある男性の方が活躍しやすいという理由です(・ω・)
どちらの施設でも介護福祉士になるための実務経験と見なされますし、オススメです(・∀・)ノ
こういった施設は老人施設に比べて数が少ないので、転職サイトなどを併用して利用するのも良い手段だと思います!
結論!男性介護士を必要としてくれる事業所を探そう
人不足なので採用する人を選んでいられないはずの介護業界ですが、男性にとってこういった逆風があるのが今の現状です(・ω・)
そのため、男性介護士が効率的な転職活動をするためには、その事業所で男性職員が必要とされているのかと言う内部情報を集める事が大切!
しかし、何も悪い事だけでは無いです!
男性の介護職員はキャリアアップしやすい・管理職に就きやすいというメリットもあります!
なのでまずはしっかりと、あなたを必要としてくれる施設なのか?
それを見極められるような転職活動を頑張ってください(`・ω・´)応援しています
今回は介護職は女性より男性の方が採用されにくい理由と、どうすれば内定がもらえるかというお話をさせて頂きました!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!