介護福祉士の取得を目指すには大きく分けて4つの方法があります(・ω・)
その中でも一番多くの方が利用されるルートは実務経験ルートです!
実務経験ルートは文字通り、介護の実務経験を積むことで受験資格を得る方法。
『実務経験を積む=働く』という事なので、
介護福祉士は取得したいが
仕事を辞めるわけにはいかない
という方たちが、働きながら介護福祉士を目指すことができる方法なのです(・∀・)ノ
どうもこんにちは。
元介護士の転職エージェント、
ペペロンをチーノするマンです(・∀・)ノ
今日は働きながら介護福祉士を目指す方法と、実務経験ルートについての解説をして行きたいと思います(・∀・)ノ
仕事をしながら介護福祉士取得を両立したい
という方が抱える悩みはこのお話ですべて解決!
そんな内容にまとめております(・∀・)ノ早速もくじを見てみましょう
働きながら介護福祉士を目指せる実務経験ルートとは
まずは実務経験ルートについてお話しします(・∀・)ノ
先ほどもお話しした通り、実務経験ルートとは介護福祉士国家資格の受験資格を得るための方法の1つです。
具体的には、2つの要件を満たした場合に介護福祉士試験を受験することが出来るようになる手段です(・ω・)
【実務経験ルートの2つの要件】
- 実務者研修、もしくは介護職員基礎研修及び喀痰吸引等研修の修了
- 従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日数540日以上
実務者研修の取得方法について
実務者研修は介護士の資格の中で中級に位置する民間資格です(・ω・)
介護職は資格が無くても働ける仕事ですが、
平成28年度より実務経験ルートで介護福祉士を受験する場合は実務者研修の修了が要件に変更されました!
実務者研修は取得までに450時間の授業の受講が必要で、取得までに半年ほどかかります!
試験ではなく研修なので、授業を受講すればほとんどの人は資格を貰うことが出来ます。
そのため、合格率は非常に高いので、後回しにせず早めに取得しておきましょう(・∀・)ノ給料も上がります
まだ実務者研修を修了していない!
という方は是非こちらのお話しもご覧になってください(・ω・)
従業期間と従事日数について
従業期間とは、福祉の事業所に従業員として在籍していた日数です。
従事日数とは、実際に出勤した(介護等の業務を行った)日数です。
つまり実務経験ルートの要件を言い換えると、
という意味になります(・∀・)ノ
ちなみに従業期間と従事日数は通算の日数が達していれば問題ありません。
1ヶ所でなくてもOK!
パートや派遣の場合、実務経験に含まれるのか?
パートや派遣で介護等の業務に従事した場合、実務経験に含まれます!
実務経験で重要なのは
- 主たる業務が介護等の業務であること
- 直接的に患者に触れる業務(身体介護)を行っていること
この2点です(・ω・)
この2点さえ満たせていれば、雇用形態がパートでも派遣でも、扶養範囲内でも関係なく実務経験としてカウント可能です(・∀・)ノ
詳細はこちらでもお話ししていますので、参考にどうぞ。
看護助手(看護補助者)は実務経験に含まれるのか?
看護助手として働いているのですが、
介護の実務経験に含まれるのでしょうか?
という質問は結構多くいただきます(・ω・)
結論、看護助手でも実務経験に含みます!
先ほども申し上げたように、重要なのはこの2点(・ω・)
- 主たる業務が介護等の業務であること
- 直接的に患者に触れる業務(身体介護)を行っていること
これを満たしていれば、職種が看護助手であろうと看護補助者であろうと、実務経験としてカウント可能です(・∀・)ノ覚えておきましょう
ちなみに、看護師やPT・OTや施設長などは基本的に介護福祉士の実務経験として含みません。
そのあたり、詳しくはこちらでお話ししています(・ω・)
産休、育休、病休、有休期間は実務経験に含まれるのか?
産休、育休、病休など予期せぬ事で休むとどうなるの?
有休を取得したら、
実務経験にはならない?
こういった特別休暇取得時の実務経験の扱いは気になるところですよね(・ω・)
- 産前・産後休暇
- 育児休暇
- 病気休暇
- 有給休暇
これらの特別休暇に関しては、
従業期間には含まれますが、従事日数としては数えません。
在籍はしているが働いていないわけですからね(・ω・)
不慮のトラブルでしばらく出勤が出来ない…!
という場合も冷静に(・ω・)
3年間で従事日数540日は約週3.5日働けば問題ないペースです(・∀・)ノ
つまり、後から挽回が可能!
働けなくなってしまった場合はまず、従業期間と従事日数を計算してみて下さい!
実務経験見込と、実務者研修修了見込について
介護福祉士試験の申込み日までに
実務経験が若干足りない!
介護福祉士試験の申込み日までに
実務者研修が修了できない!
と言う場合は『受験資格見込み』として介護福祉士試験に申込みしましょう(・∀・)ノ
受験資格見込みは、
- 介護福祉士試験の実施年度の3月31日までには、実務経験3年が満たせる見込み
- 介護福祉士試験の実施年度の3月31日までには、実務者研修が修了できる見込み
と言う場合は、介護福祉士試験に申込みが出来るというルールです(・∀・)ノ
この場合は、試験が終わった後に書類を再提出する必要がありますが、試験を早く受けられるので、ぜひ利用して欲しい制度です。
受験資格見込みについてはこちらで詳しくお話ししています!
実務経験ルートで働きながら介護福祉士を目指す人は多い
介護福祉士を実務経験ルートで受験する人は全体の8~9割ほどにも上ります!
つまり、実務経験を積んで介護福祉士を目指す方はむしろ多いのです(・∀・)ノ
自分は社会人で介護福祉士の資格取得を検討している
という方にも、ぜひチャレンジして頂きたい!
取得方法などに関してはこちらのお話しでまとめています(・ω・)参考にどうぞ
介護福祉士を働きながら実務経験ルートで目指す際の注意点
ではここからは、働きながら介護福祉士を目指す上での注意点について確認してみましょう(・ω・)
途中でリタイアしていく人が多い
介護福祉士試験の合格率は、毎年6~7割程度。
国家資格としては受かりやすい部類と言えます(・ω・)
しかし実際は、受験資格を得るまでにリタイアしてしまう人が多いです!
介護福祉士の取得には、実務経験コースでは最低でも3年かかります(・ω・)
もちろん、働きながら実務者研修を取得し、試験勉強もしないといけません!
多くの人は最後までモチベーションを維持できないのです。
介護福祉士取得を
途中で断念してしまった
という方が投資した時間や労力は戻ってきません(・ω・)
しかし、介護福祉士は一度取得できれば一生利用できる資格です!
試験の合格率だけでは介護福祉士の難易度は計れない事を忘れないで下さい。
モチベーションを最後までしっかり維持できるよう意識しましょう(`・ω・´)
試験勉強が不十分になりがち
仕事が忙しくて中々試験勉強ができない。
介護福祉士は合格率が高いし、
これくらいで大丈夫だろう…
という方が不合格になりやすいのが介護福祉士国家試験です(・ω・)
試験の合格率が高いとはいえ、
裏を返せば毎年約30~40%の人が不合格になっている事を忘れないで下さい!
もちろん働きながらの試験勉強ですし大変なのは分かります(・ω・)
子供や家庭がある方はさらに大変でしょう。
しかし、落ちたらそこまで。また1年後再試験です。
言い訳はできません(・ω・)
面倒だからこそ、
一発で合格したい!
という気持ちで、試験勉強は抜かりなく行ってください(`・ω・´)
実務経験ルートなら独学でも介護福祉士を目指せる
もしあなたがコツコツと勉強を積み重ねることができるなら。
実務経験ルートであれば独学で会議福祉士に合格することも可能です(・∀・)ノ
実際に
自分のペースで勉強を進めたい
なるべくお金を掛けずに合格したい
と言う人は多いですし、学校に通わず独学で試験に挑戦している人はたくさんいます!
独学での介護福祉士試験合格に興味がある方は、こちらもご覧になってください(・∀・)ノ
実務経験ルート以外で介護福祉士は働きながら取得できるのか
実務経験ルート以外では
働きながら介護福祉士を目指せないんですか?
養成施設によっては介護福祉士に学科を夜間制で用意している場所があるので、そちらを利用すれば養成施設ルートでも働きながら介護福祉士を目指すことが出来ます(・∀・)ノ
養成施設ルートのメリットとしては、
令和8年までに養成学校を卒業すると、国家資格を受験せずに介護福祉士資格が取得できるという点です!
しかし、もちろんデメリットもあります。
- 夜間部とはいえ、授業料が高い
- 介護福祉士を夜間で目指せる学校は少ないので選択肢が限られる
- 昼間と比較して夜間は授業時間が短いため、三年制の場所が多い
- 働きながら夜間の学校に通うのは実務経験よりハード!
- 令和8年までの卒業者でも、5年間介護施設に従事しないと介護福祉士資格は取り消されてしまう
こういった理由からも、オススメはやはり実務経験ルートでしょう(・ω・)
もし養成施設ルートについて調べたい方はこちらも参考にしてください!
まとめ
今回は働きながら介護福祉士を目指す方法と、実務経験ルートについての解説をさせて頂きました!
個人的に介護福祉士資格の取得は非常にオススメです(・∀・)ノ
働きながら介護福祉士、
挑戦してみようかな?
という方!是非他のお話しも覗いて、お役に立ててください!
本日もお疲れ様でございました。
それではまた次回!